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LDLコレステロールが低い4つの原因【改善するならこの方法で!】

<監修医師 田中 恵文>
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LDLコレステロールといえば低い方がいいと思われがちです。確かに高いのも様々な病気の原因になりますので良くはありませんが、実は低すぎるのにも問題があります。

 

今回はLDLコレステロールが低いと何がいけないのか、また、その原因と改善策についてご紹介します。

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LDLコレステロールってどういうもの?

 

LDLコレステロールとは

コレステロールはLDL、HDL、VLDLの3つの成分に分かれますが、LDLは肝臓で作られたコレステロールを各臓器に運ぶ働きをしている低比重リポたんぱくのことです。

 

細胞内に取り込めなかった余剰なコレステロールを血管内に放置し、動脈硬化を引き起こす原因になります。

 

LDLコレステロールは一般的に「悪玉」と呼ばれており、動脈硬化の最大の危険因子といわれています。動脈硬化を放置していると心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの発症リスクがあるため注意が必要です。

 

LDLコレステロールで何がわかるのか

総コレステロールが高い場合、そこに含まれるHDLコレステロール高いためLDLコレステロールが正常域でも脂質異常症と指摘されることがあります。

実際には動脈硬化を促進するのはLDLコレステロールなので、脂質異常症を正確に判定するためには総コレステロールの値よりもLDLコレステロールを測定することが大事です

 

総コレステロール値は献血などでも知る事ができますが、詳しく検査したい場合は専門医にかかることをおすすめします。

脂質異常症についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
脂質異常症の症状や6つの原因【この食事方法がポイント】

 

LDLコレステロール基準値と変動範囲

✅ 一般男女 60~139mg/dl

✅ 閉経後の女性 70~159mg/dl

異常値の140mg/dlは総コレステロールだと220mg/dl相当に値するといわれています。異常値の場合、医療保険などの加入が難しくなる可能性があります

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LDLコレステロールが低い4つの原因

 

消費エネルギーが多い

LDLコレステロールが低いということは、消費エネルギーが激しいことが考えられます。消費するエネルギー量が多すぎてLDLコレステロール値が低くなる原因といわれています。

毎日激しい運動やトレーニングを行う、普段肉体労働をされている方は摂取する栄養素と消費カロリーの比率を意識して気をつけましょう

 

必要なエネルギーの栄養不足

肉や魚、卵などの動物性食品の摂取量が少ないとエネルギー摂取不足になりLDLコレステロールが下がる原因になります。LDLコレステロールのほとんどが肝臓で作られており、食事から摂取できる量は20パーセント程度といわれています。

体内で作られるのを待つだけではなく、食べることで補える部分は補うよう心がけましょう

 

低カロリーの物ばかり食べる

低カロリーなものばかり摂取している場合もLDLコレステロール値が低くなる可能性があります。特に女性はダイエットで高カロリーな物を避けて、低カロリーなものを選びがちです。しかし、極端に低カロリーなものばかり摂り続けると身体に必要な栄養素も減ってしまいます

 

本来摂取すべきカロリーを考えた上で、余分な分を低カロリーにするなど全体的に食生活のバランス良くすることが大切です。

極端なダイエットの副作用についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
チューイングは逆に太る危険なダイエット【克服をすすめる理由】

 

ベジタリアンの人

ベジタリアンで、普段肉や魚、卵など動物性食品を摂取しない食生活の人もLDLコレステロール低くなると考えられます。野菜さえ食べていれば健康的だと思われがちですが身体に必要な動物性たんぱく質は野菜から摂取しにくいものです

 

健康な身体を維持するために野菜だけではなく動物性食品を取り入れる事が大切です。

 

LDLコレステロールが低い!考えられる3つの病気

 

栄養不足

LDLコレステロールが低すぎる場合、低栄養による症状かもしれません。低栄養は痩せてくるだけではなく風邪などのウイルスや細菌による感染症にかかる確立があがったり、食欲減退、よろけやすい、倦怠感なお症状が多々あります

 

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは甲状腺より甲状腺ホルモンがたくさん分泌されることにより、全身の代謝が高くなってしまう病気です。甲状腺ホルモンは、コレステロールを酸に変える働きをします

 

そのため甲状腺ホルモンがたくさん分泌されると、肝臓で作られたコレステロールが胆汁酸に変わってしまいLDLコレステロール値が低くなります。

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低いLDLコレステロールの改善法

 

動物性の食品を摂取する

動物性タンパク質には、LDLコレステロールをあげる効果があるとされています。肉や魚などを積極的に摂取しましょう。肉や魚が苦手な場合は卵やホエイプロテインなどのサプリメントを摂取する手もあります

 

オリーブオイルと亜麻仁油、お茶を控える

オリーブオイルのオレイン酸にはコレステロール値を下げる効果が、亜麻仁油のaリノレン酸にはLDLコレステロールを分解する作用があります。また、お茶に含まれるカテキンにも悪玉コレステロールを減らす効果があります。

 

コレステロール値が低い人が摂取すると、コレステロール値がより下がってしまったり、上げる事が難しくなる可能性があるため控えた方がいいでしょう

オレイン酸の効果についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
グレープシードオイルの3つの効果効能【正しい使い方を伝授!】

 

食生活を正す

LDLコレステロール値を基準値に保つためには極端な偏食は避け、三食きちんと栄養バランスのとれたものを摂ることが大切です

時間がなくて毎日は難しい人もいるかもしれませんが、休日に作り置きをしていくなど出来る範囲で意識付けをしていくことがたいせつです。

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